“ブラン・ド・ノワール”とは黒ブドウだけから造るシャンパーニュで、このフルーリーはピノ・ノワール100%です。
白ブドウだけから造るシャンパーニュは、“ブラン・ド・ブラン”と呼ばれます。
グラスのエッジ(シャンパーニュを入れたグラスを傾けた時に液体がガラスに接する境のところ)の色は、ブラン・ド・ノワールならピンクがかり、ブラン・ド・ブランなら黄緑がかると言われています。(黒ブドウ、白ブドウの両方を使用して造られたシャンパーニュは黄色です。)
畑はシャンパーニュと名乗れる地区の中でほぼ南端にあたるクゥルトロン村。フルーリーは1970年から有機栽培を開始し、1989年にはビオデナミの証明をシャンパーニュで初めて獲得しました。ドサージュは8g/l。(ドサージュとは、シャンパーニュ造りの最後に味を調整するためにリキュールを加えること。このリキュールに含まれる糖分量により、味わいが変わるとともにエチケットの表示も変わります。ちなみに、ブリュットとは糖分量が6~15g/lです。)このシャンパーニュはオーディンのハウスシャンパーニュなので、グラスで飲まれている会員の方も多いとは思いますが、これほどコストパフォーマンスの良いシャンパーニュにはなかなかお目にかかれないので、第1回目の頒布会に選ばせていただきました。