(日本 メルロ100%)
資金を調達し、縁もゆかりもない土地を購入・開墾し、ブドウの苗木を植え、5年後にやっとワインを造る。
しかし、そのワインが美味しくできるかどうかも、売れるかどうかもわからない。
にもかかわらず、ワイン造りに挑戦する人が増えています
2005年に本州で最も降水量が少なく晴天率の高い長野県東御市に移住したはすみふぁーむのオーナーの蓮見さんはその代表格です。
以前トリヴィアにも書かせていただきましたが、近年日本ワイン(日本で栽培されたブドウだけで造ったワイン)は劇的に進化を遂げています。
私が一番大きいと思うのは、造り手がフランスワインの味わいに近づけようとする呪縛から解放され、日本独自の味わいを目指し始めたからではないかと思います。
このはすみふぁーむのメルロは、フランスワインのメルロとは違い、色は薄く味わいは繊細端麗で新たな日本ワインを象徴しているように私には思えます。
「和食だけど赤ワインを飲みたい」という時に是非合わせてみてください。