ガーリー・ガールズ・ワイン
ファラ(カベルネ・ソーヴィニヨン)2012

ガーリー・ガールズ・ワイン ファラ(カベルネ・ソーヴィニヨン)2012

(アメリカ ワシントン州 カベルネ・ソーヴィニヨン89% メルロ11%)
アメリカのワインの主要産地は、西海岸のワシントン州、オレゴン州、カリフォルニア州と東海岸のニューヨーク州です。 とは言え、カリフォルニア州は、アメリカワインの全生産量の9割を産出し、またカルトワインの宝庫で、質量ともに他州を圧倒しています。 また最近では、ビジネスで成功したアメリカ人の夢はカリフォルニア州で自分のワインを造る事と言われています。 カリフォルニア州のワインは、気候が温暖なため、果実味豊かなジャムっぽいワインができ、私たちが想像するアメリカワインのイメージを作ってきました。 一方、ニューヨーク州は、近年生産量を伸ばしていますが、地元で消費されるワインが多く、また西海岸と比べ日本から遠く輸送コストもかかるため、日本ではまだマイナーな存在です。 オレゴン州は第4回に配布したポンジーの説明にも書かせていただきましたが、ブルゴーニュと緯度がほぼ一緒なため、ピノ・ノワールの産地として有名で、その味わいはカリフォルニア州の北に隣接するため気候が冷涼でカリフォルニアとブルゴーニュの中間のようになります。 ワシントン州は、白ワインと赤ワインがほぼ半々で生産されているのですが、カベルネ・ソーヴィニヨンやメルロなどのボルドー品種のワインがその代表で、オレゴン州よりも更に北に位置するため、オレゴンのピノ・ノワール同様、カリフォルニアとボルドーの中間のような味わいに仕上がります。 ガーリー・ガールズ・ワインは、ボトルを見ると斬新なので(チャライ?)、中味が少し心配になりますが、ワイン造りでは手摘みを実践し、高品質な樽を使うなど、ワイン自体で高い評価を得ています。 このファラ(カベルネ・ソーヴィニヨン)は、果実味豊かで甘さを感じるところはカリフォルニア的ですが、酸やタンニンがしっかり構成要素に加わっているところはボルドー的な味わいに思えます。 因みにインポーターは、以前私がホームページの制作をさせていただいたフイルコンサービスと言うところですので、詳しくはホームページをご覧ください。 http://filcon-service.co.jp/winery/girly-girl

インポーター希望小売価格 3,132円