(フランス シャンパーニュ地方 ピノ・ムニエ40% ピノ・ノワール35% シャルドネ25%)
友人が会員であるリゾートトラストのホテルに以前宿泊に行った時、サービスにちょっとしたミスがあり会員である友人がクレームを言ったところ、お詫びにと運ばれてきたのがキャティア2本でした。
夏の暑い季節で、着いて早々喉を潤すことができ、大変美味しかった記憶があります。
キャティアはシャンパーニュの中心地区であるモンターニュ・ド・ランスを本拠とし、1625年にブドウ栽培を、そして1916年にシャンパーニュ造りを始めた家族経営のシャンパーニュメゾンです。
英国のホテルリッツでハウスシャンパーニュとして採用され、エールフランスや、ルフトハンザ、ブリティッシュエアウェイズ、ユナイテッド航空といった航空会社のファーストクラスで提供される等の実績を持っていますが、キャティアで真っ先に思い浮かぶのが、2006年にアメリカでリリースされたニューブランドのアルマン・ド・ブリニャックです。
ファッションデザイナーのアンドレ・クレージュがデザインしたメタリックなド派手なボトルが功を奏したのか、アメリカのセレブの間で爆発的な人気となります。
2010年にシャンパーニュの専門誌「ファイン・シャンパーニュ・マガジン」で1000種類以上のシャンパーニュの中からNo1に選出されましたので品質は確かだと思いますが、ボトルデザインが余りに気恥ずかしいのと強気の値段設定なため、日本ではホストやキャバ嬢を除いては残念ながら人気があるとは言えません。