クリスチャン・エティエンヌ ミレジム 2006

クリスチャン・エティエンヌ ミレジム2006

シャンパーニュ地方は、ブドウ栽培の北限に当たるため、ワインの出来はその年の天候に大変影響を受けました。 いい年もあれば、悪い年もあるため各メーカーは数年に渡るワインをブレンドして一定の味わいを維持したシャンパーニュを生産していたのです。 そのため、ワインを大量にストックしなければならなかったので、大手メーカーしかシャンパーニュは造れないと言われていました。(ブドウを農家から買い、自社畑のブドウ以外も使用する大手のシャンパーニュメーカーは、ネゴシアン・マニピュランと呼ばれ、エチケットに小さくNMと書かれています。) また各シャンパーニュメーカーは、大変ブドウの出来がよかった年に、その年のブドウだけから造るヴィンテージシャンパーニュをリリースします。 メーカーを代表するシャンパーニュとなるため、通常はよりよいブドウを選別し使用するので必然的に高価なものとなります。 クリスチャン・エティエンヌは、自社畑のブドウだけを使用しシャンパーニュを造るレコルタン・マニピュラン(エチケットにはやはり小さくRMと記載されています)と呼ばれる小規模生産者で、コストパフォーマンスの高いシャンパーニュを生産することで有名です。 この価格帯でヴィンテージシャンパーニュを飲めるのは大変喜ばしいことだと思います。
ピノ・ノワール50% シャルドネ50%

インポーター希望小売価格 5,368円