コル・ドルチャ
ロッソ・ディ・モンタルチーノ 2015

コル・ドルチャ ロッソ・ディ・モンタルチーノ 2015

(イタリア トスカーナ州 ブルネッロ100%)
イタリアを代表する赤ワインといったら、ピエモンテ州のネッビオーロから造られるバローロ、バルバレスコとトスカーナ州のサンジョベーゼから造られるキャンティ、ブルネッロ・ディ・モンタルチーノと答えるのが順当でしょう。 ブルネッロ・ディ・モンタルチーノに使われるブドウは、サンジョベーゼの中でも房や粒が大きく凝縮した果実味のあるサンジョベーゼ・グロッソ、別名ブルネッロと呼ばれる物です。 そのクローンを発見しワインを造り上げたのがビオンディ・サンティ家で、1884年の事でした。 ビオンディ・サンティを含め現在のブルネッロ・ディ・モンタルチーノの代表的な生産者といえばカーゼ・バッセ・ソルデーラ、ラ・チェルバイオーラ、リジーニ、ポッジョ・ディ・ソット等が挙げられます。 彼らのブルネッロは1万円超えが当たり前ですが、他の生産者の物でもブルネッロ・ディ・モンタルチーノと名のつくワインで安価なものは流通していません。 (バローロ、バルバレスコでも2000円ぐらいで探せますし、キャンティに至っては1000円以下でも購入できます。) ですからブルネッロ・ディ・モンタルチーノを頒布会で採用するのは大変難しいのですが、どの生産者もブルネッロのセカンド的なロッソ・ディ・モンタルチーノと言うワインを生産していて、若いヴィンテージではこちらの物の方が飲み頃なことが多いのも事実です。 コル・ドルチャはブルネッロ・ディ・モンタルチーノの生産者の中で最大手の一つであり、1982年にオルマイヤというカベルネ・ソーヴィニヨン100パーセントからなるスーパートスカーナをリリースしたことでも有名です。

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