(フランス グルナッシュ100%)
リヨンの南、ヴィエンヌからアヴィニョンまでのローヌ川沿いのワインの産地がコート・デュ・ローヌです。南北およそ200キロに渡る地区で、北部を代表するワインは、コート・ロティとエルミタージュ、南部の代表はシャトーヌフ・デュ・パプです。
南ローヌにおいてシャトーヌフ・デュ・パプに次いで知名度が高いのがジゴンダスというアペラシオン。
そしてジゴンダスを代表する作り手と言ったら、サンコムとサンタ・デュックが挙げられます。
サンコムは、500年以上続く歴史あるワイナリー。
このワインは、オーナーの息子のジェームス君の誕生記念に造られました。
スティルワインにはほとんど使用されないソレラシステム(シェリーを造る方式で、詳しくは第2回頒布のユレ・フレールの説明を参照してください)を採用し、ジェームス君が生まれた1999年以降のすべてのワインがブレンドされています。
NVのテーブルワインですがリリースされるたびにパーカーなどのワイン評論家から、このクラスとしては異例の高得点を獲得しています。
因みにエチケットの子供はジェームス君ですが、髭が描かれているのはアルコール飲料ということを考慮したからだそうです。