シャトー・シマール 2005

シャトー・シマール 2005

(ボルドー地方 サンテミリオン地区 メルロ75% カベルネ・フラン25%)
ボルドー地方のワインは大きく左岸と右岸に分けられます。 古くから有名なのが、メドック地区、グラーブ地区のある左岸で、所謂ボルドーワインの格付けとはメドック地区のワインを評価したものです。 5大シャトーと呼ばれる1級格付けワインのラフィット・ロートシルト、マルゴー、ラトゥール、ムートン・ロートシルト、オー・ブリオン(グラーブ地区のワインですが、あまりに高名だったため例外的に格付けされました)も勿論左岸のワインです。 右岸には、サンテミリオン地区とポムロール地区があり、サンテミリオンのオーゾンヌ、シュヴァル・ブラン、そしてポムロールのペトリュスを5大シャトーと合わせボルドーの8大シャトーと呼んでいます。 この3シャトーのワインは生産量の少なさから5大シャトーより取引価格は高額になっています。 5大シャトーがそれぞれ20万本前後生産するのに対し、シュヴァル・ブランは8万本、ペトリュスは3万本、オーゾンヌは2万本程度です。 そのオーゾンヌの現オーナーであるアラン・ヴォーティエ氏が所有し、そして暮らしているのがこのシャトー・シマールです。 ブドウ畑もオーゾンヌの南、人気シャトーのカノン・ラ・ガフリエールやパヴィに隣接するという好立地。 この2005年ヴィンテージから、オーゾンヌのチームが管理をし始め、オーゾンヌと同じ哲学で造られていると言われています。 また、2005年はサンテミリオン地区において過去最高のヴィンテージとも言われ、シャトー・シマールでもその出来の良さから通常はコンクリートタンクで熟成させるところ、オーク樽で10か月熟成させています。

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