シャトー・1804 カバルデス 2016

シャトー・1804カバルデス2016

(フランス ラングドック地方 シラー30% メルロ30% カベルネ・ソーヴィニヨン20% グルナッシュ20%)
フランスのワイン法でワインは、AOC(原産地統制呼称)を筆頭にVDQS(地域指定優良ワイン)、ヴァン・ド・ペイ、ヴァン・ド・ターブルと4階層に分類されていました。 (現在はEU共通のワイン法により、VDQSのカテゴリーがなくなり3階層に分類されています。) ラングドック地方のワインはVDQSに分類されていましたが、1982年にサン・シニアン、フォジェール(第29回頒布)、1985年にコート・デュ・ラングドック、コルビエール(第25回頒布)、ミネルヴォア(第5回頒布)と次々とAOCへの昇格を果たしました。 カバルデスは、ローマ時代の要塞都市であったカルカッソンヌ北西に位置し1999年にAOCに昇格しました。 (因みにカルカッソンヌの北東には、手前からミネルヴォア、サン・シニアン、フォジェールと連なっています。) カバルデスは赤とロゼがAOCに認定されていますが、90パーセント以上が赤ワインです。そして、最も特徴的なのがボルドーの品種であるカベルネ・ソーヴィニヨン、カベルネ・フラン、メルロを40パーセント以上、南仏の品種であるグルナッシュ、シラーを40パーセント以上の使用を義務づけていることで、フランスの中でもこんな変わった規定があるのはカバルデスだけです。

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