シャブリ サント・クレール
ジャン・マルク・ブロカール 2014

シャブリ サント・クレール ジャン・マルク・ブロカール 2014

(フランス ブルゴーニュ地方 シャブリ地区 シャルドネ100%)
シャブリは、世界で一番有名な白ワインではないでしょうか。 ワインをあまり飲まれない方でも一度は名前を聞いたことがあるのでは。 シャブリ地区はブルゴーニュの最北端に位置し、銘醸地のコート・ドールから北西に約100キロ離れた飛び地です。 シャブリの土壌は恐竜が繁栄したジュラ紀の後期にあたるキンメリッジアンとよばれる石灰岩を主体とした牡蠣の化石が多数含まれているもので(生牡蠣にはシャブリと言われるのはその味わいと共にこの土壌のことも影響していると思われます。)、そのワインの味わいはミネラルが豊富ですっきりした酸が特徴の辛口なものです。 シャブリには、上からグラン・クリュ、プルミエ・クリュ、単なる村名シャブリ(AOCシャブリ)そしてプティ・シャブリと4つのグレードがあります。 シャブリ地区において、キンメリッジアン土壌でない土地から造られたワインをプティ・シャブリと呼び(現在は品質が高いものはシャブリを名乗れるようになりました)、どちらかというとフルーティーなワインですので、シャブリらしい味わいを求めるなら、村名シャブリ以上のグレードのものを選択することをお勧めします。 シャブリの作り手と言えば、フランソワ・ラヴノーとルネ・エ・ヴァンサン・ドーヴィサが双璧だと思いますが、価格も高価です。 ジャン・マルク・ブロカールは、シャブリは手に入れ易いワインでなくてはならないという信念の元、このAOCシャブリであるサント・クレールに最も力を入れています。 このサント・クレールはAOCシャブリでありながら100%自社畑のブドウを使用し(通常AOCシャブリは買いブドウから造られることが多い。)、シャブリ本来の特徴であるミネラル豊富な味わいに仕上げてあります。 彼の造るシャブリは、今ではフランス国内でNo.1のシェアを誇っています。

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