シャンボール・ミュジニー
ドメーヌ・ロブロ・マルシャン 2013

シャンボール・ミュジニー ドメーヌ・ロブロ・マルシャン 2013

(フランス ブルゴーニュ地方 シャンボール・ミュジニー村 ピノ・ノワール100%)
ブルゴーニュの赤ワインの銘醸地と言ったら、先ず初めにあげられるのがロマネ・コンティを頂点とした8つの特級畑を持つ絶対王者のヴォーヌ・ロマネ村、そして次にナポレオン・ボナパルトに愛飲されたシャンベルタンを筆頭に、シャンベルタン・クロ・ド・ベースやシャルム・シャンベルタン等、シャンベルタンと名のつく9つの特級畑を有するジュヴレ・シャンベルタン村でしょう。 しかし、何と言ってもブルゴーニュラヴァーの中で最もファンが多いのがシャンボール・ミュジニー村ではないでしょうか。 シャンボール・ミュジニー村には、ミュジニーとボンヌ・マールと言う2つの特級畑があります。 そのうち、シャンボール・ミュジニーの味わいの特徴をそのまま体現しているミュジニーが圧倒的に人気です。 味わいを一言で表すと、オールマイティーなヴォーヌ・ロマネ、力強いジュヴレ・シャンベルタン、エレガントなシャンボール・ミュジニーとなります。 ミュジニーのその繊細さは出色で他の追随を許さず、ミュジニーとその他ブルゴーニュと言っても過言ではなく、ブラインドテイスティングでもミュジニーだけは当てられそうな気がします。(あくまで気がするだけですが。) また、ミュジニーの特級畑は10ha強しかなく、その7割をコント・ジョルジュ・ド・ボギュエが所有し、後の生産者はほとんどが1ha弱の土地しか持っていない為(あのロマネ・コンティでも1.8haあります。)、生産本数が少ないというのもマニアの心をくすぐる要因です。 ロブロ・マルシャンの醸造家のフレデリック・ロブロは、マニア垂涎のドメーヌ、ジョルジュ・ルーミエのクリストフ・ルーミエに薫陶を受けた新世代の作り手。 今は、落ち着きましたが、日本に入ってきた当時は取り合いとなったワインです。

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