(フランス コート・デュ・ローヌ地方 クレレット80% ルーサンヌ20%)
コート・デュ・ローヌでの白ワインの生産量は、全体の約10パーセントしかありません。しかし、ローヌ北部は、ヴィオニエから造られるシャトー・グリエやコンドリュー、マルサンヌやルーサンヌから造られるエルミタージュなど、上質な白ワインが生み出されている地域です。
一方南部は、北部で使用される3品種に加え、グルナッシュ・ブランやクレレットなど多数の品種から造られるカジュアルなコストパフォーマンスに優れた白ワインの産地となっています。
ジャン・リュック・コロンボは一昔前コルナスというワインで日本においてたいへん話題になった生産者。
コルナスは北ローヌ最少のアペラシオンでシラー100%からなるワイン。
彼の代表的なキュヴェであるコルナス・レ・ルシェはプレ・フィロキセラの樹も含む古樹から造られ、マニア垂涎の逸品です。
元々、ジャン・リュック・コロンボは、バランスの良い、エレガントなワインを造っていましたが、2010年に娘のロールが醸造に加わり、さらに女性的なワインになったと言われています。
このレ・ザベイユ・ブランは、試飲するたびに良い印象が残る、雑誌等の評価も高いワインです。