スラ・ヴィンヤーズ シュナン・ブラン 2016

スラ・ヴィンヤーズ シュナン・ブラン 2016

(インド シュナン・ブラン100%)
インドでは、ブドウ栽培はインダス文明時代にはすでに始まっており、ワイン産業は19世紀末に最盛期を迎えます。 しかし、その後禁酒運動やフィロキセラの影響を受け衰退し、復活するのは1980年代に入ってからです。 復活したとはいえインドワインなんて当時ほとんど話題にはなりませんでした。 スラ・ヴィンヤーズは1997年に創設され、ファーストヴィンテージが2000年の新しいワイナリーです。 その後、瞬く間にヨーロッパやアメリカで評判を得て、今やインド国内マーケットシェアNo.1のワイナリーとなりました。 日本にも10年以上前からインポートが始まりました。 当時インポーターから試飲させてもらったいくつかのワインは正直あまり飲めたものではなく、インド産と言うことが珍しいだけの印象を受けました。 オラクルの若手財務マネージャーとして働いていたオーナーがインドに戻り立ち上げたワイナリーで、インポーターの説明ではカースト制度が残るインドで金持ちのオーナーが自分好みのワインを造っているため、ウッドチップを大量に使う等、何でも有りのワインとの事でした。 その後色々なマスメディアで紹介をされたりしましたが最初の印象が余りに悪かったので、決して食指が動かないワインでした。 しかし、2年くらい前に再び試飲をしてみたら、その変貌ぶりに少しびっくりしました。 特に白ワインはコスパも含め素晴らしく、もし好みに合うようでしたら、ワインを扱っているインド料理屋に行かれた時、スラのワインは必ずオンリストされていると思いますので、カレーに合わせてみたらいかがでしょうか。

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