デ・ルーカ テッレ・ディ・カターリ・チロ・ロッソ 2015

デ・ルーカ テッレ・ディ・カターリ・チロ・ロッソ 2015

(イタリア カラブリア州 ガリオッポ100%)
イタリアには20州あり、全ての州でワインが生産されています。 そしてイタリアの形はよくブーツに例えられますが、南北に長いため、その多様性が特徴の一つになっています。 ですから全州のワインをご紹介したいと常々思っておりますが、今回でやっと13州目です。 ブーツのちょうどつま先にあたるところがカラブリア州です。 カラブリア州のワインといえばこのチロで、赤、白、ロゼとありますが圧倒的に知名度を誇るのはガリオッポから造られる赤です。 ガリオッポの起源はギリシャで、世界で最も古い品種の一つと言われています。 カラブリアは古代ギリシャ人にエノートリア(ワインの大地)呼ばれていた由緒ある地で、 この地にあった古代ギリシャ都市のクレミッサで造られるワインはギリシャ本国に送られ、古代オリンピックの勝者に与えられたという特別な存在だったそうです。そしてこのワインこそがチロの先祖とされています。 カラブリア州ではさまざまな料理に唐辛子を使いますが、その辛い料理に合うとされているのがこのチロです。

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