ドメーヌ・ロジェ クレマン・ド・リムー
キュヴェ・マ・メゾン 2014

ドメーヌ・ロジェ クレマン・ド・リムー キュヴェ・マ・メゾン 2014

(フランス ラングドック・ルーション地方 シャルドネ60% シュナン・ブラン30% ピノ・ノワール10%)
スパークリングワイン発祥の地とされるのがカルカッソンヌの南に位置するリムーと呼ばれる地域です。 リムーのスパークリングワインは16世紀の前半に発見されたと言われ(偶然にスパークリングワインができたため、発明ではなく発見です)、シャンパーニュを発明したと言われるドン・ペリニヨンの100年以上も前のことになります。 よくドン・ペリニヨンがスパークリングワインを発明したと思われているようですが、これは誤解で、彼の功績はシャンパーニュの一番の特徴である熟し方の違う異なる地域のそして異なる年のブドウをブレンドし品質を安定させることを考案したことです。 フランスのシャンパーニュ以外のスパークリングワインは、気圧が6気圧程度のヴァン・ムスーと3~3.5気圧程度のクレマンがあります。 その両方のAOCワインを造っているフランス唯一の地域がリムーです。 それぞれ、ブランケット・ド・リムー、クレマン・ド・リムーと呼ばれます。 それぞれの規定の違いは、ブランケット・ド・リムーは瓶内熟成が9ヶ月以上、ブドウ品種はモーザックが90パーセント以上、補助品種としてシャルドネとシュナン・ブラン、一方クレマン・ド・リムーは瓶内熟成が12か月以上、ブドウ品種がちょっと複雑で下記の様に定められています。 シャルドネ、シュナン・ブラン2品種合わせて90パーセント以下、シュナン・ブランは全体の20パーセント以上40パーセント以下、モーザック、ピノ・ノワールの合計が20パーセント以下、ピノ・ノワールは全体の10パーセント以下。 両方をリリースしている生産者もいて、これら二つの規定に従って造り分けています。 ドメーヌ・ロジェのオーナーはシャンパーニュ出身で、フランスのワイン評価本でも高評価を得ている生産者で、ブランケット、クレマンとも造っています。 ワイン名のマ・メゾンは、パリのトゥール・ダルジャンの親戚がオーナーで、スターシェフのウルフギャング・パックを輩出したロサンゼルスの人気レストラン(ここで使用されていた)に由来しているそうです。

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