ハーン カベルネ・ソーヴィニヨン 2013

ハーン カベルネ・ソーヴィニヨン 2013

(アメリカ カリフォルニア州 カベルネ・ソーヴィニヨン87% ジンファンデル9% マルベック4%)
フランスやイタリアを代表としたヨーロッパで造られるワインに対し、ヨーロッパの人々が入植しワインを造り始めた地域のワインを、ニューワールドワインと呼びます。 アメリカやオーストラリアが中心でしたが、近年はニュージーランド、チリ、アルゼンチン、南アフリカなどのワインも多くなってきました。 アメリカやオーストラリアのワインは、ヨーロッパと比べ気候が温かいことや、彼らの趣向により、濃度が高く、果実味が豊かでジャムっぽく、樽(以前はアメリカンオーク樽がメインに使われていました。フレンチオークと比べアメリカンオークは価格が安く、甘いフレーバーが強いのが特徴です。)を効かせたような厚化粧な味わいが特徴でした。 安いのに濃厚な味わいが人気の理由だったと思います。 しかし、最近はヨーロッパのワインへの憧れなのか、世界戦略でその方が売りやすいのかわかりませんがおとなしいワインが増加してきていて、また価格が高騰したこともあり典型的なニューワールド的味わいのコストパフォーマンスの良いワインを探しづらくなってきました。 このハーンのカベルネ・ソーヴィニヨンは、いい意味でのニューワールドの伝統?を受け継いだワインだと思います。 特にコストパフォーマンスの良さは傑出しており、業界の中でも定評があります。 実際、私の中でも第1回頒布会でご紹介したパッション・グルナッシュとこのハーンのカベルネ・ソーヴィニヨンが双璧をなします。

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