(フランス シャンパーニュ地方 ピノ・ノワール61% シャルドネ39%)
ロゼシャンパーニュの造り方は大きく分けて2通りあります。
黒ブドウを短時間(6~8時間)マセラシオン(果皮を果汁に漬け込んで色を抽出すこと。赤ワインを造るときはこの時間が長くなります。)するセニエ方式(セニエとはマセラシオンの過程で一部の液体を取り除くこと。残った果汁に対する果皮の比率が高まるため濃い赤ワインを造ることができ、また取り除いた液体からはロゼワインを造れます。)と、シャンパーニュに赤ワインを約5~15%加えるアッサンブラージュ方式です。
アッサンブラージュ方式の方が簡単で、ロゼワインを造るときこの方式が認められているのはシャンパーニュだけです。シャンパーニュの中でロゼの占める割合は5%強で、さらにロゼの中でセニエ方式で造られるのは5%くらいしかありません。
セニエ方式でロゼシャンパーニュを造っている主な作り手はローラン・ペリエ、ポメリー、デュヴァル・ルロワ、ドラモット、フルーリー等々です。
パスカル・ドゲはシャンパーニュの次世代を担う作り手の一人です。
このロゼの造り方はちょっと変わっていて、マセラシオンしたピノ・ノワールにシャルドネをアッサンブラージュしています。