(フランス シャンパーニュ地方 ピノ・ノワール50% シャルドネ40% ピノ・ムニエ10%)
シャンパーニュは、大きく分けてネゴシアン・マニュピランと、レコルタン・マニュピランの2つに分けられます。
前者は、自社畑のほかに農家からブドウやワインを買いシャンパーニュを造る大手メーカーで、エチケットには小さくNMと書かれ、現在260社ほどあります。
安定した品質が売りで、ドン・ペリニヨンで有名な圧倒的な生産量を誇るモエ・シャンドン(年生産本数2,970万本)をはじめ、ヴーヴ・クリコ(900万本)、G.H.マム(800万本)、ポメリー(600万本)、ランソン(600万本)、テタンジェ(500万本)などが生産量の多いネゴシアンの代表です。
一方、後者は自社畑のブドウだけでシャンパーニュを造る生産者で、エチケットにはRMと書かれ、5000社ほど存在します。
個性的な味わいが特徴で、ジャック・セロス(4.7万本)やエグリ・ウーリエ(6.8万本)などが有名です。
ピオロ・ペール・エ・フィスは、最近シャンパーニュ地方でも徐々に増えてきた有機農法を取り入れ、ブドウもすべて手済みで収穫するレコルタン・マニュピラン。
このキュヴェ・ド・レゼルブは青リンゴの香りのするピュアなシャンパーニュで、インポーターが売りに力を入れているため、価格設定も抑えられ、大変お得感のある1本となっています。