(イタリア アブルッツオ州 モンテプルチアーノ・ダブルッツオ100%)
一本のブドウの樹には15~45房のブドウが実ると言われていますが、品質の高いワインを造るためには10房以下に収量を抑えるのが一般的なようです。
また、一本のワインを造るには2房程度が必要と言われているので、一本の樹からは通常3~4本程度のワインが造られることになります。
このカサーレ・ベッキオ・モンテプルチアーノ・ダブルッツオは、生産を始めた当初はなんとわずか2房に収量を制限して造られていました。(現在は樹齢が高くなったため4房に。樹齢が高くなると結実する房数が減少し、1房あたりの成分が凝縮されるため)
モンテプルチアーノと言えば、アブルッツオ州での栽培が有名で、良心的価格で高品質のワインが造られています。
ファルネーゼは1994年の創業以来、イタリアの有名ワインガイドでたびたび最優秀生産者に選ばれており、彼の造るワインはどれもコストパフォーマンスに優れていますので覚えておいて損はしない生産者です。