ブランコ・デ・テンプラニーリョ
パゴ・デル・ヴィカリオ 2014

ブランコ・デ・テンプラニーリョ パゴ・デル・ヴィカリオ 2014

(スペイン カスティージャ テンプラニーリョ100%)
赤ワインと白ワインでは、原料となるブドウが一般的には違います。 赤ワインは、黒ブドウと呼ばれる食用でいえば巨峰のような黒紫色のブドウを使用します。 一方、白ワインは、白ブドウと呼ばれるマスカットのような緑色か黄色のブドウが使用されます。 また赤ワインでは、ブドウの収穫後、果実を破砕し果皮、果肉、果汁、種子、そして時には果梗も一緒に発酵させます。 そのことにより、果皮から色素が出て赤ワインとなります。 白ワインでは、果汁だけを取り出し発酵させるため、あまり色が付かないのです。 ですから、黒ブドウを使用しても、果汁だけを発酵させれば、かすかにピンクがかるかもしれませんが白ワインができ、シャンパーニュでは黒ブドウであるピノ・ノワールやピノ・ムニエがよく使われます。 このワインは、スペインの赤ワインを代表する品種であるテンプラニーリョから造る白ワインで、スペインでもほとんど造られていない変わり種です。 インポーターの話では、オーナーが白ワインを造りたいと思ったけど、なかなか自分の土地に合う品種が見つけられなかった為、それならテンプラニーリョから造ってみようかと思い、造ってしまったワインだそうです。 最近、テンプラニーリョから突然変異でできたテンプラニーリョ・ブランコと言う品種が2007年に認可され、そのブドウから造られた白ワインを時々見かけるようになりましたが、それとは全く別物です。 この手の物はお味の方は?なのが多いのですが、何回飲んでも美味しんだなーこれが。

インポーター希望小売価格 2,160円