ブーズロン ドメーヌ・ド・ヴィレーヌ 2012

ブーズロン アリゴテ ドメーヌ・ド・ヴィレーヌ 2012

(フランス ブルゴーニュ地方 コート・シャロネーゼ地区 ブーズロン村 アリゴテ100%)
このドメーヌは、ロマネ・コンティを所有するDRCの共同経営者の一人であるオーベル・ド・ヴィレーヌ氏がオーナーです。 彼がこの地でピノ・ノワールから造るラ・ディゴワーヌと言うワインは、自家消費用ロマネ・コンティとして非常に人気が高く(味わいは複雑さこそありませんがピュアで素晴らしい)入手困難なワインの一つです。 しかし、このドメーヌを代表するワインと言えばこのブーズロンです。 コート・シャロネーズ地区は、ブルゴーニュの花形のコート・ドール地区の南に位置し、ヴィレーヌ氏がブーズロン村にドメーヌを設立した時は、村名もワイン名として名乗れないような村でした。 また、アリゴテと言うブドウは、シャルドネと比較して常に格下に扱われている品種です。 酸味とフレッシュな飲み口が特徴とされ、デイリーワインとして飲むか、キール(白ワインにカシスリキュールを加えたブルゴーニュ発祥のアペリティフ。アリゴテの酸味が強いため甘みのあるリキュールを加えたカクテルが考案されたと言われています)を作るときに使用されます。 けれども、ヴィレーヌ氏はアリゴテ(コート・ドールで通常使用されるアリゴテ・ヴェールより糖度が高く香りも華やかなアリゴテ・ドレを使用)がこの地に適していることを見出し、ブーズロンは唯一アリゴテを使用することで村名を名乗れるようになりました。

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