(オーストラリア シラーズ68% カベルネ・ソーヴィニヨン32%)
1844年イギリスから移住してきたクリストファー・ローソン博士が診療所を設立し、医療を目的としたワイン造りを始めペンフォールズが誕生します。
そして1950年代にリリースしたグランジによりペンフォールズは世界に知れ渡ることになりました。
ワインスペクターというワイン専門誌の1999年1月31日号の「世紀のワイン」という特集で20世紀に造られたワインを12本選んでいるのですが、その中の1本にグランジの1955年が選出されています。
実際、私がワインに興味を持った80年代にデパート等のワイン売り場の高級ワインが陳列されているセーラーを覗くと必ずグランジはあったように思います。
当時のデパートでの価格は8,000円前後でしたが。(現在のインポーター希望小売価格は108,000円です。なんと消費税と同額。)
クヌンガ・ヒルはペンフォールズの登竜門と呼ばれているワインで、若いうちから楽しめるワインとして評価されています。