オレゴン州はブルゴーニュ地方とほぼ同じ緯度に位置します。1970年にワイナリーを設立したポンジーは、近隣の何軒かの生産者とオレゴンを世界におけるピノ・ノワールの銘醸地に育て上げました。
しかし、実際世界的に評価されるようになったのは今世紀に入ってからで実に苦節30年、また日本に入ってくるようになったのはつい最近のことです。
その味わいは、と言うとオレゴン州はカリフォルニア州の北に位置し気候がより冷涼なため、カリフォルニアのピノ・ノワールよりは繊細で、またブルゴーニュと比べるとアメリカのワインらしく多少ジャムっぽさを感じ、カリフォルニアとブルゴーニュの両方の良さを兼ね備えた仕上がりとなっています。
因みにこのワインは、インポーターであるフイルコンサービスのホームページ(http://filcon-service.co.jp/)の制作依頼を受けた時に出会い、以後何回となく試飲していますが、ヴィンテージにより多少味わいに変化があるものの、常にハイレベルな品質を維持しています。
ピノ・ノワール100%