(フランス シャンパーニュ地方 シャルドネ50% ピノ・ノワール50%)
何度も書きますが、シャンパーニュは偉大です。
どんなシャンパーニュを飲んでも、当たりはありますがはずれはありません。(日本に輸入されているもの限定ですが。)
スパークリングワインの試飲で1番のボトルから(試飲会ではわかりやすいように通常ボトルにナンバリングがしてあります。)次々に試飲していき、20番あたりのボトルで「これは」と思い資料を見ると、このボトルからシャンパーニュが始まっていたりします。(試飲会のスパークリングワインのコーナーでは、初めにシャンパーニュ以外のボトルが並び、それらが終了した後にシャンパーニュのボトルが並ぶのが通常です。)
ですから、ブラインドテースティングでシャンパーニュかどうかはほぼほぼあてられる気がします。(あくまで個人の感想です。)
さらにすごいのは、どんな料理にも合うという懐の深さです。
シャンパーニュの持つ酸味、ミネラル感、熟成感によりオードブルからチーズそしてデザートまでをもマリアージュできる万能選手です。
また、口の中を泡でリフレッシュできるので、ワインと合わせ辛そうな生の魚介系や油っぽい料理までカバーします。
そして、女性に評価が高いのも、男性にとってはありがたい存在です。
高級フレンチで、1万円のワインを取るくらいなら、一番安いシャンパーニュ(大抵は1万円をきっています。)をオーダーする方が間違いなく正解でしょう。
映画の007シリーズやリチャード・ギアとジュリア・ロバーツ主演の「プリティー・ウーマン」等での、シャンパーニュの扱いを見ても納得できると思います。
ポール・グールはプロの間では評価の高いメゾンだそうですが、そんなに有名な生産者ではありません。
よって、価格はリーズナブル。
実はこの手の生産者はまだまだいます。
レストランやショップで安いシャンパーニュを見つけたら、名前を知らなくてもトライしてみてください。
決して後悔はしないと思います。