ポール・ジャブレ・エネ コート・デュ・ローヌ
パラレル45ルージュ 2013

ポール・ジャブレ・エネ コート・デュ・ローヌ パラレル45ルージュ

(フランス コート・デュ・ローヌ地方 グルナッシュ60% シラー40%)
ローヌ川流域の、代表的な赤ワインと言えば、北部のコート・ロティとエルミタージュ、南部のシャトーヌフ・デュ・パプです。 そして、エルミタージュの偉大な作り手は、ジャン・ルイ・シャーヴ、M.シャプティエとポール・ジャブレ・エネで異論はないでしょう。 ポール・ジャブレ・エネのフラッグシップワインのエルミタージュ・ラ・シャペルの1961年は、ワインスペクターと言う雑誌が1999年の1月号で特集を組んだ「世紀のワイン~われわれ編集が選ぶ夢の12本~」の中で選ばれたうちの1本でした。 因みに、残りの選出されたワインは、シャトー・マルゴー1900年(フランス ボルドー)、シャトー・ムートン・ロートシルト1945年(フランス ボルドー)、シャトー・シュヴァル・ブラン1947年(フランス ボルドー)、シャトー・ペトリュス1961年(フランス ボルドー)、ロマネ・コンティ1937年(フランス ブルゴーニュ)、ビオンディ・サンティ・ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ・リゼルヴァ1955年(イタリア)、ペンフォールド・グランド・ハミテージ1955年(オーストラリア)、イングルヌック・カベルネ・ソーヴィニヨン・ナパ・ヴァレー1941年(アメリカ)、ハインツ・カベルネ・ソーヴィニヨン・ナパ・ヴァレー・マーサズ・ヴィンヤード1974年(アメリカ)、シャトー・ディケム1921年(フランス ボルドー)、キンタ・ド・ノヴァル・ナシオナル・ヴィンテージ・ポート1931年(ポルトガル)でした。 アメリカのワインを2本とヴィンテージ・ポートを選ぶあたりはアメリカの雑誌らしい気はしますが、錚々たる面々です。 もしこれがイギリスの雑誌だったら、アメリカのワインの代わりにシャンパーニュを1本とブルゴーニュの白を1本選ぶのでは、と想像します。 ポール・ジャブレ・エネのワインは、ベーシックなレンジでももちろん手抜かりはありませんので、ワインマニアには驚きは無いのかもしれませんが、安心感は抜群です。 名前についているパラレル45は、彼らのセラーの2キロ南が北緯45度なため。 南仏と言っても、日本では北海道のほぼ最北端です。

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