マルセル・ダイス アルザス・ブラン 2013 

マルセル・ダイス アルザス・ブラン 2013

(フランス アルザス地方 シルバネール ピノ・ブラン ピノ・オーセロワ ピノ・グリ ピノ・ブーロ ピノ・ノワール ミュスカ・ア・プティ・グラン ミュスカ・ダルザス リースリング ゲヴルツトラミネール トラミネール シャスラ シャスラ・ロゼ)
第1次世界大戦後、アルザス地方ではブドウの混植をやめ(同じ畑に様々なブドウを植えること)、畑ごとにブドウの品種を決めて植えるようになりました。 そのことにより、ブドウの品種が重視され、ワイン法でブドウの品種名をエチケットに一番大きく記載することが義務付けられていました。(フランスの伝統的な産地では、産地名を名乗れば使用ブドウ品種がわかる為、ブドウ品種を記載しないのが慣例。) しかしブドウの品種よりテロワールの方を重要と考えるマルセル・ダイスの三代目であるジャン・ミッシェル・ダイスの働きかけにより品種名を記載すらしなくてもいいように法が改正されました。 今やアルザスワインのNo.1生産者となったマルセル・ダイス。 ラーメン二郎のラーメンが、ラーメンではなく二郎であると言われるように、マルセル・ダイスのワインは、アルザスワインではなく、マルセル・ダイスであると言えます。 マルセル・ダイスの一番ベーシックなワインであるこのアルザス・ブランは、混植されたアルザス地方の伝統的品種13種から造られます。 ※マルセル・ダイスのホームページには、伝統的品種13種と書かれていますが、それが何であるかはどこにも書かれてないので、メールで質問したところ上記のような品種の答えが返ってきました。ブドウ品種のバイブル的ガイド、ジャシス・ロビンソンの「ワイン用葡萄ガイド」によると、ピノ・グリとピノ・ブーロ、ミュスカ・ダルザスとミュスカ・ア・プティ・グランは同一品種の別名となっているので、再度質問したところ異なるブドウとのことでした。

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