メルキュレ ラ・フランボワジエール
フェヴレ 2015

メルキュレ ラ・フランボワジエール フェヴレ 2015

(フランス ブルゴーニュ地方 コート・シャロネーズ地区 メルキュレ村 ピノ・ノワール100%)
ブルゴーニュの作り手は大きく分けて2つに分かれます。 一つは、自社畑のブドウだけからワインを造るドメーヌ、もう一つは、ブドウやジュース、ワインを購入してワインを生産するネゴシアンです。 有名なネゴシアンは、フェヴレ、ルイ・ジャッド、ルイ・ラトゥール、ジョゼフ・ドルーアン、ブシャール・ペール・エ・フィスなどでしょう。これら、大手ネゴシアンは広大な自社畑も所有し、ドメーヌ物のワインも生産しているのが普通です。 特に、フェヴレはドメーヌ物のワインが全生産量の8割も占めます。 所有する自社畑は、マニア垂涎のミュジニーを筆頭としたエシェゾー、シャンベルタン・クロ・ド・ベース等のグラン・クリュの畑10ha、ニュイ・サン・ジョルジュで一番の畑と言われ、近々グラン・クリュへの昇格がうわさされるレ・サン・ジョルジュを代表とするプルミエ・クリュの畑25haを含め、120haにも及びます。 1825年に創業のフェヴレ社は、第1次世界大戦と世界恐慌により産地が疲弊していた1933年にコート・シャロネーズ地区の可能性を見出し賃貸耕作を開始、1963年にはメルキュレに最初の畑を購入、今では68haの畑をコート・シャロネーズ地区に所有し、地区を代表する生産者となりました。 メルキュレでは、地区を代表するプルミエ・クリュ畑であるモノポールのクロ・デ・ミグランや、やはりモノポールのラ・フランボワジエールを含め全体の1割を所有しています。

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