(イタリア カンパーニャ州 アリアニコ100%)
元々写真家であったオーナーのシルビア・インパラート女史が、ワイン会仲間の兄である、後にスターエノロゴとなるリカルド・コタレッラ氏とカンパーニャ州の自分の別荘の畑で造り始めたワインがモンテヴェトラーノです。
ファーストヴィンテージの1991年と1992年、1993年のサンプルをロバート・パーカー氏に送ったところ、南イタリアのサッシカイアと絶賛され一躍スターワインとなりました。
以来1993年ヴィンテージから2013年ヴィンテージまで、1994年を除いてすべてガンベロ・ロッソのトレヴィッキエリを獲得(1994年はドゥエヴィッキエリ)。
モンテヴェトラーノでは創業以来1種類のワインしか造っていませんでしたが、ワイナリーの20周年を記念してリリースされたのがこのコーレです。
2011年がファーストヴィンテージで、いきなりガンベロ・ロッソでドゥエヴィッキエリを獲得。
モンテヴェトラーノのセパージュは、カベルネ・ソーヴィニヨン60パーセント、メルロ30パーセント、アリアニコ10パーセントですが、コーレはアリアニコ100パーセントで造られます。
カンパーニャ州を代表するワインであるタウラージは85パーセント以上アリアニコを使うことが義務づけられていて、実際はほとんどの生産者がアリアニコだけで造ります。
アリアニコはイタリアを代表する土着品種で、南イタリア最高の、イタリアで最も優れたワインになる可能性がある品種と言われています。