アメリカのワイン評論家ロバート・パーカー氏が絶大なる力を持って以降、パーカー氏好みの味の濃くてジャミーなワインがたくさん造られるようになりました。(パーカー氏から高得点を獲得すれば、高額で取引されるようになる為です)
本来はフィネスが持ち味のブルゴーニュまでも、パワフルなワイン造りを目指す生産者が増えていったのです。
そんな、ワインの個性が薄れていく中、ブルゴーニュで本来の自然で繊細なワインづくりを目指す「新世代」と呼ばれる生産者たちが台頭してきました。
その多くはさほどいい場所に土地は持っていませんが、畑に一日中居るようなブドウ栽培に熱心な生産者で、リーズナブルな価格でワインをリリースしています。
ルイ・シュニュはそのうちの一人で、このショレー・レ・ボーヌはピュアでイチゴミルクのような甘さを感じるワインに仕上がっています。
ピノ・ノワール100%