レゼルヴァ・ドス・アミーゴス
トウリガ・ナシオナル 2012

レゼルヴァ・ドス・アミーゴス トウリガ・ナシオナル 2012

(ポルトガル トウリガ・ナショナル100%)
ポルトガルワインの歴史は古く、紀元前5世紀頃にはすでにフェニキア人によってブドウが栽培されていました。 イスラムの支配により一時停滞しますが レコンキスタ(キリスト教国によるイベリア半島の国土回復運動)により再びワイン造りが盛んになります。 12世紀にスペインから独立してからもワイン造りは行われ、ポルトガル固有のワインを造ってきました。 17世紀にはマディラワイン、18世紀にはポートワインが誕生し、これらはスペインのシェリー酒と合わせ世界三大酒精強化ワインと呼ばれています。 また、1756年には世界で最初に原産地呼称管理法を制定し、ワインを日本に初めて伝えたのもポルトガルです。 しかし、20世紀の中頃に独裁政権になったことから、ポートやマデラ等の一部のワインを除き世間から忘れ去られた存在になりましたが、1986年にECに加盟して以降、急速に品質は向上し今や最も注目される産地の一つになりました。 ポルトガルを代表する黒ブドウと言えば、トウリガ・ナシオナルです。元々はポートワイン用の最も重要なブドウで、ポートワインの産地であるポート&ドウロとダンが主な生産地域です。ダンの全ての赤ワインに少なくとも20パーセント含まれていなくてはなりません。一本の樹に少量の実しか生らないため、色の濃い濃縮されたワインができます。

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