レ・マードリ ロエロ・アルネイス
ミケーレ・キアルロ 2015

レ・マードリ ロエロ・アルネイス ミケーレ・キアルロ 2015

(イタリア ピエモンテ州 アルネイス100%)
イタリアの世界遺産は現在(2018年)53件あり、世界で一番多く世界遺産を保有している国です。 ローマ、フィレンツェ、ヴェネチアの街並みや、ピサの斜塔、レオナルド・ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」があるサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会等が有名ですが、バローロ、バルバレスコと言った生産地を含む、ピエモンテ州南部のランゲ・ロエロ・モンフェラートのブドウ畑の景観も2104年に世界遺産に認定されました。 タナロ川を挟んで北がロエロ地区、南がバローロやバルバレスコを有するランゲ地区です。 ちなみにモンフェラート地区は、ロエロ地区の北東に位置しアスティが中心都市で、バルベーラ・ダスティ(第12回頒布)、ルケ(第21回頒布)、アスティ・スプマンテ(第15回頒布)等が造られています。 ロエロと言う名前は14世紀からこの地を治めていたロエロ公爵家に由来し、アルネイスもネッビオーロも古くから栽培されていましたが、ワインが世間に認められるようになってくるのは最近の事です。 甘口だったアルネイスが1970年代に辛口が造られるようになると人気を博し、結果ロエロ地区の知名度が上がり、ネッビオーロの評判も上がりました。 そして、アルネイスから造られる白と泡、ネッビオーロから造られる赤がともに2004年にDOCGに昇格します。 このミケーレ・キアルロはイタリアワインガイドのガンベロ・ロッソで二つ星を獲得している生産者です。 ガンベロ・ロッソの星は、生産者のワインがトレビッキエリを10回獲得するごとに生産者に与えられます。 イタリアワインの雄ガヤはトレビッキエリを50回以上獲得しているのでただ一軒五つ星を獲得しています。 2017年版では、四つ星が1軒、三ツ星が5軒、二つ星が46軒でした。

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