ロエロ・ロッソ ラ・ヴァル・ディ・プレティ
マッテオ・コレッジア  2016

ロエロ・ロッソ ラ・ヴァル・ディ・プレティ マッテオ・コレッジア  2016

(イタリア ピエモンテ州 ネッビオーロ100%)
第29回に頒布したロエロ・アルネイスの説明で書きましたが、ロエロ地区はまずはアルネイスで有名になります。 しかし、元々ネッビオーロの産地でもあったので、生産者はアルネイスで得た資金をもとにネッビオーロに力を入れ、ネッビオーロ・ダルバと呼ばれていた赤ワインは1985年にロエロDOCへと昇格します。 そして、とうとうアルネイスから造る白・泡と共に2004年にDOCGに昇格し、ロエロはバローロ、バルバレスコと肩を並べるネッビオーロの産地となりました。 しかし、日本では未だにロエロと言えばアルネイスの産地でロエロのネッビオーロはあまり興味を持たれていないような気がします。 そのため価格も安く抑えられており、コストパフォーマンスの良いワインだと思いますので、会員様に是非知っていただきたく採用いたしました。 1987年にワイン造りを始めたマッテオ・コレッジアは、ロエロの赤ワインを有名にした立役者で、バローロのトップ生産者であるロベルト・ヴォエルツィオやエリオ・アルターレの薫陶を受けました。 ラ・ヴァル・ディ・プレディは、マッテオが最初にワイン造りを始めた畑で、樹齢は80年。ロエロで最も古いネッビオーロです。

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