【 頒布会のワイン 】
お陰様で前回の頒布会で丸8年48回の頒布を行うことができました。
私のお任せワインを支えてくださっている会員の皆様に改めて感謝申し上げます。
頒布会では一回に6本選んでいるのでのべ288本を頒布したことになります。
この機に頒布したワインを1度振り返って整理してみたいと思います。
採用した国は22か国で、中ではやはりフランスが一番多く126本、次がイタリアで67本、そしてスペインの27本となります。
以下、アメリカが15本、オーストラリアが9本、ドイツとチリが7本、アルゼンチンが5本、ポルトガルが4本、ブルガリア、ニュージーランド、南アフリカが3本、オーストリア、日本が2本、ギリシャ、ハンガリー、イギリス、ジョージア、モルドバ、イスラエル、モロッコ、インドが各1本です。
フランスは、ブルゴーニュが一番多く27本。内訳は赤が15本、白が8本、ロゼが1本、クレマンが2本、赤のムスーが1本です。
次がシャンパーニュで21本(内ロゼが1本)、ラングドック・ルーションが17本(内白が3本、クレマンが1本)、ボルドーが16本(内白が2本、クレマンが1本)、コート・デュ・ローヌが同じく16本(内白1本、ロゼ1本)、ロワールが9本(内赤1本、ロゼ1本、クレマン1本、赤のムスーが1本)、アルザスが4本(内クレマンが1本)、南西が同じく4本(内白が1本)、サヴォアが赤、白、クレマン1本ずつ、ジュラがクレマン2本、プロヴァンスがロゼ1本、その他地区で赤4本、白1本、ムスー1本でした。
フランスでいうと、シャンパーニュのロゼが1回、コート・デュ・ローヌの白が1回、アルザスの赤が0回なので、この辺りを次回以降に優先して選んでいこうと思います。
イタリアは、足掛け8年でやっと20州すべてのワインを頒布することができました
トスカーナが12本、ピエモンテが11本、シチリアが7本までは納得ですが、次いでマルケが6本。白ブドウのヴェルディッキオ、赤のラクリマを擁しますが、たまたまですがちょっと多い気がします。
イタリアは土着品種の宝庫ですので、これからも色々とご紹介できればと思っています。
スペインは赤が16本、白が6本、カバが5本です。
コスパのいいワインとして、関税の面でも優遇されているチリがよくあげられますが、私見ではチリのワインは当たりハズレが多いと思っており、スペインのワインこそコスパに優れていると思っているのですが、その割には少ない気がします。
色々な国と地域を紹介したいと思っているのと同様に、色々な品種を紹介したいと思っているので、有名品種が限られている感のあるスペインが少なくなっているのだと思います。
アメリカ、オーストラリア、ニュージーランド、南アフリカのいわゆるニューワールドのワインですが、会員の方からも採用回数が少し少ないのでは、とご指摘を受けたこともあるのですが、価格設定が高めな気がして、コスパのいいワインがなかなか見つからないことが採用回数の少ない理由です。
マイナーな国も、港までの陸路の搬送にお金がかかるため、結果割高になってしまうため、なかなか採用しづらいというのが裏事情です。
コロナも少し落ち着いて、だんだんと試飲会も復活してきているので、これからも皆様に喜んでいただけるようなワインをお届けできればと思っております。
また、ご意見があれば遠慮なくお申し付けください。
今後ともよろしくお願いいたします。