【 ジュンジーノ 】
私は1988年にパリのレストラン、ラセールに行ったことによりワインにはまりました。
そして、1999年に発行されたワイン王国Vol.2で八島淳次シェフが35本のイタリアのトップワインを紹介していたことによりイタリアワインにはまりました。
この35本をすべてを飲もうと思いましたが手に入れづらい物も多く、ネットもまだまだの時代でしたので、イタリアワインに力を入れているショップやイタリアンレストランをコツコツと回り結構な時間をかけて全制覇しました。
当時、シェフは兵庫県の西宮市でオステリア・エノテカ・ダルジュンジーノというレストランを経営していました。
当然、シェフのレストランにも行きたくなりわざわざ関西まで出向きましたが、住宅街にあった店の看板は場末のスナックのようで、席に着くと「飲むワインを決めればそれに合わせて料理を作る」と結構高圧的に言われ、憧れが無ければドン引きしてしまいそうな店でした。
その後、シェフは気まぐれに形態を変えたりしながら神戸や大阪へと店を移転させ、その度に私は追っかけて訪問しておりました。
現在の店は2年間の充電期間を置いたのち2019年に北新地にジュンジーノという店を出された様です。(こんな時期が続いておりますので残念ながら未訪です。)
その企画でシェフが選んでいたのは、
スーパー・トスカーナ ベスト10
サッシカイア テヌータ・サン・グイード
ソライア アンティノリ
サンマルコ カステッロ・ディ・ランポッラ
レ・ペルゴーレ・トルテ モンテヴェルティネ
チェパレッロ イゾーラ・エ・オレナ
フォンタローロ フェルシーナ
フラッチャネッロ・デッレ・ピアーヴェ フォントディ
マセット オルネライア
ヴィネート・ラッパリタ カステロ・ディ・アマ
チンクアンタ・エ・チンクアンタ カパッネッレ・アヴィニョネージ
バローロ
バローロ・モンフォルティーノ ジャコモ・コンテルノ
バローロ・カンヌビ・ボスキス ルチアーノ・サンドローネ
バローロ・グランブッシア アルド・コンテルノ
バルバレスコ
バルバレスコ・コスタ・ルッシィ ガヤ
バルバレスコ・サント・ステファーノ ブルーノ・ジャコーザ
ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ
ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ カーゼ・バッセ
ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ・サン・アンジェロ・イン・コッレ リジーニ
ヴィノ・ノビレ・ディ・モンテプルチアーノ・グランディ・アナーテ アヴィニョネージ
その他優良赤ワイン
ヴィーニャ・アルボリーナ エリオ・アルターレ
バルベーラ・ダスティ・アイ・スーマ ブライダ
アマローネ・デッラ・ヴァルポリッチェラ ジュゼッペ・クインタレッリ
モンテヴェトラーノ モンテヴェトラーノ
スプマンテ
フランチャコルタ・キュヴェ・アンナマリア・クレメンティ カ・デル・ボスコ
白ワイン
リディア ラ・スピネッタ
ソアヴェ・クラシッコ・カピテル・フォスカリーノ アンセルミ
ブレッグ グレーヴナー
ヴィンテージ・トゥニーナ ヴィナイオリ・イエルマン
ロンコ・デル・レ カステルッチオ
バタール クエルチャベッラ
ヴェルナッチャ・ディ・サン・ジミニャーノ カザーレ・ファルキーニ
トレッビアーノ・ダブルッツオ エドアルド・ヴァレンティーニ
チェルヴァッロ・デッラ・サーラ カステッロ・デッラ・サーラ
レガレアーリ・シャルドネ タスカ・ダルメリタ
デザートワイン
トルコラート マクラン
コッリ・オリエンターリ・デル・フリウーリ・ピコリット ジロラモ・ドリゴ
最初に行った時に、ワインを決めろと言われ、決めたワインが上記に出ているエリオ・アルターレのヴィーニャ・アルボリーナ。
シェフの態度が急変し、素晴らしい料理が提供され、「東京からの予約だったの気合が入った」とにこやかに送り出していただきました。
チンクアンタ・エ・チンクアンタ・カパッネッレ・アヴィニョネージのファーストヴィンテージの1988年を飲んだのも大阪の淀屋橋にあったジュンジーノでした。