ラファージュ氏は、チリのサンタ・リタをはじめとした世界の一流ワイナリーのワインコンサルタントを務める、いわゆるフライングワインメーカーです。そこで確立されたノウハウを南仏のコート・ド・ルーションの自身のドメーヌにフィードバック。
収穫の時、チリから呼んだ熟練した職人に手摘みさせたり、リファーコンテナを畑に横付けしブドウの劣化を防いだりと、異常なほどのこだわりようだそうです。
この、ノヴェラム・シャルドネはシャルドネ100%なのですが、ヴィオニエの澱にくぐらすことにより華やかなワインに仕上げたものです。
こんなことをする生産者は他に聞いたことがありません。
ちなみに、このワインはリュットレゾネ(減農薬農法)で造られています。
(自然派ワインは大きく3つに分けられます。ビオデナミは有機農法を実施した上に、天体の運行などを加味する少し宗教がかったもの。ビオロジーは有機農法の実施。リュットレゾネは減農薬農法。)