ヴィーニョ・ヴェルデ アフロス・テン 2015

ヴィーニョ・ヴェルデ アフロス・テン-2015

(ポルトガル ロウレイロ100%)
ヴィーニョ・ヴェルデ地方は、ポルトガルの最も北に位置し、比較的冷涼な気候の地域です。 ヴィーニョ・ヴェルデを直訳すると緑のワインですが、日本語で青いと言う言葉が若いことを意味するのと同様に、実際は若いワインという意味で、赤ワインの占める割合が30パーセントほどあります。 とはいえ、日本ではヴィーニョ・ヴェルデと言えば、軽快でフレッシュな白ワインのイメージだと思います。 通常は、なるべくブドウの成熟を待ち収穫するのですが、ヴィーニョ・ヴェルデは、成熟前のブドウを収穫するので、糖度が高くないためアルコール度数も低く、酸が豊かな微発泡なワインに仕上がります。 白のヴィーニョ・ヴェルデに推奨されているブドウは、アルバリーニョ、アヴェッソ、アザル・ブランコ、ロウレイロ、アリント、トラジャドゥラ、バトカとすべて土着品種。 ヴィーニョ・ヴェルデ地方は、9つのサブ地域に分けられますが、地域ごとに生産されている品種が違い、ロウレイロ、アリント、トラジャドゥラがほぼ全域で栽培されている品種です。 以前は、余り品種に注目されることは無かったようですが、最近は単独品種からなるヴィーニョ・ヴェルデが増えてきました。 第15回頒布会で、スペインのリアス・バイシャスのアルバリーニョ100パーセントのワインを頒布しましたが、その南に位置するのがヴィーニョ・ヴェルデ地方で、アルバリーニョから造られるヴィーニョ・ヴェルデは、ヴィーニョ・ヴェルデの中でも高級品で主に輸出用になっています。 このアフロス・テンは、ヴィーニョ・ヴェルデ地方の北に位置するリマ地区で、ロウレイロ100パーセントで造られアルコール度数は10パーセントです。 ロウレイロはその名の由来であるローリエの香りがすると言われ、近年生産量が増加している良質な品種です。

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