トッレ・ヴァラーノ・カンパーニャ・ファランギーナ
2017

トッレ・ヴァラーノ・カンパーニャ・ファランギーナ 2017

(イタリア カンパーニャ州 ファランギーナ100%)
カンパーニャ州を代表するワインは、赤はアリアニコ主体で造られる1993年にDOCGに昇格したタウラージ、白はグレーコ主体で2003年にDOCGに昇格したグレーコ・ディ・トゥーフォとフィアーノ主体で同じく2003年にDOCGに昇格したフィアーノ・ディ・アヴェリーノ(第30回頒布)です。 その他の注目品種は、イスキア島とカプリ島などのカンパーニャ州だけで栽培されている黒ブドウのピエデロッソと、長い間忘れられていましたが近年復活を遂げた白ブドウのファランギーナです。 どちらも3000年ほど前に古代ギリシャから持ち込まれたブドウで、特にファランギーナは古代ローマ時代の皇帝達が好んで飲んだとされるファレルノの原料といわれ、中世まではグレーコやフィアーノよりも広く飲まれていたようです。 トッレ・ヴァラーノは、カンパーニャ州で2003年創業の家族経営のワイナリーです。 試飲するたびに、彼らのワインはどれも悪くないな、と感じます。

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