(スペイン ラ・マンチャ ガルナッチャ 100%)
ワイン用の黒ブドウで、世界で栽培面積が1番広いのはグルナッシュ(ガルナッチャ)です。
白ブドウを入れても2番で、1番がアイレンという主にブレンデー用のブドウなので実質1番と言ってもいいかもしれません。
黒ブドウの2番がカリニャン、そしてメルロ、カベルネ・ソーヴィニヨンと続きます。
フランスでは、メルロ、グルナッシュ、シラー、カベルネ・ソーヴィニヨンの順で、グルナッシュはローヌやラングドック&ルーションのワインによく使われています。
100パーセントのものは第1回(ラ・パッション・グルナッシュ)、第9回(サンコム リトルジェームス・バスケットプレス・レッド)に頒布していますが、含むものとなると前記も含め15本も選んでいます。
スペインでの栽培面積は断トツのテンプラニーリョの次がボバル、そして僅差でガルナッチャです。
100パーセントのものは第14回(ボデガス・アテカ オノロ・ベラ)に頒布していますが、含むものとなるとこちらは4本。
イタリア、アメリカ、オーストラリア、チリ、南アフリカ等では、ベスト5にも入ってこない品種なので、フランスではカベルネ・ソーヴィニヨンやメルロ、ピ・ノワール、シラー、スペインではテンプラニーリョの陰に隠れていますが両国を代表するブドウということがわかります。
と、いうことで久しぶりにスペインのガルナッチャ100パーセント。
カジュアルに飲むワインに使用されるブドウの代表と言えるでしょう。