(フランス アルザス地方 ピノ・グリ100%)
アルザスワインの評価の高い生産者と言えば、評価本によって意見は分かれますが、トリンバック、ヴァインバック、ツィント・ウンブレヒト、マルセル・ダイスは鉄板でしょう。
トリンバック社は、1626年創業で代々トリンバック家によって経営されています。
インポーターのホームページによると、フランスのミシュラン3つ星全27店に採用されていて(2016年12月のデータ)、また現ワインメーカーのピエール・トリンバック氏は、世界的なワイン雑誌である「デカンタ」が選ぶ「世界のトップ10白ワインメーカー」に選ばれた経歴を持っています。
そして、同社のトップキュヴェであり、200年以上前から単独所有しているリースリング・クロ・サン・テューヌは、アルザスのロマネ・コンティと呼ばれ、ワイン好きなら一度は飲みたい逸品となっています。
ピノ・グリはピノ・ノワールの突然変異種で、他の白ワインと比べても深い味わいと色調のあるワインが造られるとされていて、インポーターのホームページには「シャルドネを飲みなれた方に是非お試しいただきたいワイン」と書かれています。
私も試飲していて、確かにフランスのピノ・グリやイタリアのピノ・グリージョは、目に留まることが多い気がします。