シャトー・オー・バージュ・リベラル ２０１３
（フランス ボルドー地方 ポーヤック村 カベルネ・ソーヴィニヨン80% メルロ17% プティ・ヴェルド3％）
ボルドー地方のメドックの格付けでは、61のシャトーが選ばれています。
各ワインの格付けは、格付けが行われた1855年当時とほとんど変わっていませんが、現在では1級が5シャトー、2級が14シャトー、3級が14シャトー、4級が10シャトー、5級が18シャトーとなっています。
1級5シャトーのうち、シャトー・ラフィット・ロートシルト、シャトー・ラトゥール、シャトー・ムートン・ロートシルトと、3つの1級シャトーを有するのがポーヤック村です。
5級に格付けされるシャトー・オー・バージュ・リベラルの畑は、好位置にある3つの区画からなり、メインの区画はシャトー・ラトゥールに隣接、残りの区画も1級に限りなく近い2級ワインの総称であるスーパーセカンドの一つであるシャトー・ピション・ロングヴィル・コンテス・ド・ラランドと3級の実力はあると言われる5級のシャトー・グラン・ピュイ･ラコストの畑に隣接しています。
カベルネ・ソーヴィニヨンの比率が80パーセントあり、ヴィンテージによって違いはありますが、ポーヤック村の中でも80パーセントあるのは、1級のラトゥールとムートン・ロートシルトぐらいです。
メインの区画がラトゥールに隣接していることから、ラトゥールに似通った味わいと言われ、典型的なボルドーワインだと思います
ポーヤックは、母乳だけで育てられる子羊アニョ・ド・レの産地なので、ぜひ子羊と合わせてみてください。