ディ・マーヨ・ノランテ
カベルネ・テッレ・デリ・オシ 2018

Di Majo Norante Cabernet Terre degli Osci 2018

(イタリア モリーゼ州 カベルネ・ソーヴィニヨン100%)
モリーゼ州は1964年にアブルッツオ州から分離独立した州で、北はアブルッツォ州、西はラツィオ州、南はカンパーニア州とプーリア州に接しており、東はアドリア海に面しています。 ヴァッレ・ダオスタ州に次いで面積は2番目に小さく、人口も2番目に少ない州です。 古代からワイン造りは行われてきましたが地元消費が中心で、栽培されるブドウ品種は隣接するアブルッツオ州やカンパーニア州と共通する品種である赤のモンテプルチアーノやアリアニコ、白のトレッビアーノが栽培されており、全生産量の4分の3が赤ワインです。 第40回に頒布したモリーゼだけで栽培されているティンティリアから造られるワインが唯一の特徴的なワインで、あとは日常的に飲むカジュアルなワインです。 ディ・マーヨ・ノランテは、モリーゼ州のワインを有名にした立役者といってよく、イタリアのワイン評価本であるガンベロ・ロッソでトレ・ビキエーリを14回も(2020年現在)獲得しています。 今回、モリーゼのカジュアルなワインを選ぶにあたり、今までの試飲で気になっていた他の生産者の物も含めイタリア品種3本、カベルネ・ソーヴィニヨン2本を取り寄せ試飲しました。 結果的には、カベルネの2本が良く感じられ、国際品種は凄いのかなって改めて実感しました。

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