アクセル・パウリー トリンクフルス 2020

アクセル・パウリー トリンクフルス 2020 のコピー

(ドイツ モーゼル地方 ピノ・ブラン50% エルブリング35% リースリング15%)
ドイツには13の生産地域があります。 イタリアはそれぞれの州に特徴のあるワインが存在するため、頒布会では20州すべてのワインを紹介したいと思い、今回コンプリートしましたが、ドイツはそこまでの特徴があるわけではないので13地域を制覇しようという考えは少しもありません。 が、いくつかの地域は扱わねばならないと思っています。 今までに、一番の銘醸地であるラインガウ(第14回、第39回で頒布)、フランスのアルザスと国境を接しシュペートブルグンダー(ピノ・ノワール)で有名なバーデン(第20回で頒布)、ドイツで2番目の生産量があるファルツ(第22回頒布)を扱ってきました。 今回は、ドイツで最も有名かつ古い産地の一つであるモーゼルです。 ツェル地区のツェラー・シュヴァルツェ・カッツ(シュヴァルツェ・カッツは黒猫を意味し、エチケットにもたいてい黒猫が描かれています。)や、ピースポート地区のピースポーター・ゴルトトレプヒェン(ゴルトトレプヒェンは金の雫を意味します。)等は、モーゼルのワインと知らなくても一度はお目にかかっているのではないでしょうか。 以前は、少し甘めのジュースのようなワインで有名でしたが、近年は辛口で高品質なワインの産地と変わってきています。 エルブリングというブドウは、ローマ時代にモーゼルに持ち込まれた伝統的な品種で中世ドイツでは主流でしたが、だんだんと栽培面積は減少し、現在は主にゼクトに使用されている品種です。

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