(ドイツ ラインヘッセン シルヴァーナー100%)
ドイツで最大の生産量を誇る地方がラインヘッセンです。
ラインヘッセンでは、ヴォルムス聖母教会の周囲にある畑から造られる、「聖母の乳」という意味のリープフラウミルというワインが18世紀中頃に有名となります。
ワインのエチケットには幼子のイエスに授乳する聖母マリアが描かれ、1980年代には輸出されるドイツワインの60パーセントを占めるようになりました。
このワインは甘口の日常消費用のワインでしたが、今世紀に入り若手生産者たちの熱意によりラインヘッセンは高品質なワインの生産地へと変貌を遂げました。
ラインヘッセンは、今回採用したシルヴァーナーでは、世界最大の生産地です。
このシルヴァーナーは、現当主の祖父が苗の交配を行い作り出した、房が少なく黄金色の品質の高い品種のブドウから造られたものです。