C.R.バロッサ・シラーズ
クリス・リングランド ２０１７
（オーストラリア 南オーストラリア州 シラーズ100%）
世界で一番高いワインはと言えば、ロマネ・コンティです。
では、ボルドーで一番高いワインはと言えば、ペトリュスかル・パンになります。
スペインではウニコ、アメリカではスクリーミング・イーグルでしょう。
オーストラリアではというと、以前であればペンフォールドのグランジが、ヘンチキのヒル・オブ・ブレースと答えたでしょうが、今は間違えなくクリス・リングランドのシラーズから造る自身の名前を冠したクリス・リングランドでしょう。
生産量はわずか1000本ちょっとなので、上記ワインと比較しても入手が一番困難です。
クリス・リングランドは、1989年にワイナリーを立ち上げ、パーカーポイントで満点を何度か取ったことで一躍有名となり、今や世界中のワイナリーのコンサルタントとして活躍しています。
中では、スペインのエル・ニドが一番有名なワインでしょうか。
クリス・リングランドが自分のワイナリーで造るワインは少量で高価なのですが、唯一普通に手をだせるワインがこのC.R.バロッサ・シラーズです。
オーストラリアのシラーズを代表する味に仕上がっていると思います。