(フランス ラングドック地方 カベルネ・ソーヴィニヨン100%)
以前、ワインのネットショップをコンサルしていた時に、マコン・ヴィラージュ・リュ・ディ・クロ・ド・モン・ラッシェというワインを扱ったことが有ります。
コート・ド・ボーヌのモンラッシェとは何の関係もないのですが、2500円程度でコスパが良く話のネタにはもってこいのワインでした。
元祖シンデレラワインと言えばボルドーのポムロール地区のペトリュスですが、普通にシンデレラワインと言ったらやはりポムロール地区のル・パンでしょう。
ル・パンの92年がデパートで20,000円で売っていて、オフヴィンテージなのに随分と高いなと思った記憶がありますが、今や軽く40万を超えて取引されており、ヴィンテージによっては100万越えも珍しくありません。
ル・パンは、日本語だと松の木で、ワイナリーの近くに1本松の木があったことからこの名がつけられたと言われています。
このワインは、レ・パンで、複数形なので、日本語に訳すと松の木々でしょうか。
A.O.Cよりも規定が緩やかなI.G.Pのワインなので、カベルネ・ソーヴィニヨン100パーセントながら親しみやしいので、気軽なワイン会に持参するワインとしては話のネタとしてもうってつけではないでしょうか。