ドメーヌ・ローラン・ラヴァンテュルー
シャブリ ヴィエイユ・ヴィーニュ 2019

ドメーヌ・ローラン・ラヴァンテュルー シャブリ ヴィエイユ・ヴィーニュ 2019

(フランス ブルゴーニュ地方 シャブリ地区 シャルドネ100%)
ワインが今のようにガラスのボトルを使用しコルクで栓をするようになったのは17世紀の中頃と言われています。 コルクと瓶のふちを守るためにキャップシールが巻かれていますが、私がワインを飲み始めた頃は、キャップシールの材質は鉛が多かったように記憶しています。 しばらくして鉛の有害性が指摘され、アルミに変わっていきました。 低価格帯の物にはポリ塩化ビニールが使われています。 故ディディエ・ダグノーのようにキャップシールを嫌う生産者もいますし、最近はスクリューキャップの普及によりそもそもキャップシールの必要がないボトルもあります。 また、蝋で封印されているボトルも時々見かけますが、手間がかかるので主に高級ワインで使用されています。 ぱっと思いつくのはルロワのドメーヌ物で、同じ生産者でもトップキュヴェだけが蝋キャップだったりするので、私のあるあるは「カジュアルなワインが蝋キャップを採用しているとついつい購入しがち」です。 問題は抜栓しづらく、抜栓時にテーブルが汚れてしまうことですね(笑)。 シャブリ地区最大のコンテストにシャブリ・ワイン・アワードというのがあります。 150軒のシャブリ生産者が集う大規模な品評会で、約300種のワインが出品され、「プティ・シャブリ」、「シャブリ」、「シャブリ1級右岸」、「シャブリ1級左岸」、「シャブリ特級」の5部門に分け最高の1本を選ぶというもの。 ドメーヌ・ローラン・ラヴァンテュルーは、最も激戦のシャブリ部門を制したことのある生産者です。

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