シャトー・オー・コルノー 2018

Chateau Haut Courneau 2018

(フランス ボルドー地方 グラーブ地区 メルロ65% カベルネ・ソーヴィニヨン35%)
ボルドーという地名は「水のほとり」という古語からきているといわれ、ボルドー地方は北部を東から西に流れるドルドーニュ川と南部を東から西に流れるガロンヌ川が合流して南から北へと流れるジロンド川になる一帯を指します。 ドルドーニュ川の右岸が新興勢力と言われるサンテミリオン地区、ポムロール地区で、河口のジロンド川の左岸が古くから有名ないわゆる格付けシャトーのあるメドック地区、そしてガロンヌ川の左岸が1855年の格付けでメドック地区以外から唯一選ばれたシャトー・オー・ブリオンという1級ワインを有するグラーブ地区です。 グラーブ地区は、セミヨンとソーヴィニヨン・ブランから造られる辛口白ワインの産地として有名です。 赤は、オー・ブリオンの兄弟シャトー、ラ・ミッション・オー・ブリオンが有名です。 あとはシャトー・パプ・クレマンやドメーヌ・ド・シュヴァリエ等がありますが、メドック地区のワインと比べると人気はいまひとつなようです。 私は、バースデーヴィンテージの1961年のシャトー・オー・バイィが至極の逸品だったことや、まだワインをよく知らないと時にシャルル・ド・ゴール空港の免税店で、自身初の高価なワインとして購入したのがパプ・クレマンの75年ヴィンテージだったりしたのでグラーブ地区には良い印象があるのですが。 このオー・コルノーはグラーブ地区の特徴である砂利質土壌で造られ、軽やかな果実味豊かなワインに仕上がっています。

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