ラック ルガーナ 2021

L Lac Lugana 2021

(イタリア ヴェネト州 トレッビアーノ・ディ・ルガーナ 100%)
ルガーナは、ロンバルディア州とヴェネト州にまたがったDOCです。 ラックという生産者は、クストーツァで有名なカヴァルキーナという生産者の別ブランドです。 前回、カンティーナ・ディ・クストーツァのワインを頒布しましたが、クストーツァは1971年にDOCに認定されたワインで、日本ではほとんど無名のワインですが、インポーターである稲葉が特に力を入れている地区です。 トレッビアーノ・ディ・ルガーナについては、Vino Hayashiというインポーターのホームページにわかりやすく解説されていたので、以下コピペします。
「トレッビアーノ・ディ・ルガーナ、古代名トゥルビアーナとも呼ばれるこの品種は、ロンバルディア州、トレンティーノ=アルト・アディジェ州、ヴェネト州の境に位置するガルダ湖の南の地域で何世紀にもわたり栽培されている土着の品種である。この地域は元々“セルヴァ・ルカーナ”という深い森と沼が広がっていたが、15世紀頃にヴェネツィア共和国により農地化が進み、ブドウ栽培の伝統が育まれた。現在もこの土着品種を主体とした地元のルガーナワインの生産、湖畔リゾートの観光業が盛んな土地となっている。 トレッビアーノの品種系は複雑であり、同じトレッビアーノという名称でもブドウの成長や房、葉の形状なども大きく異なる。しかしながらトレッビアーノ・ディ・ルガーナは、ヴェネト州のDOCソアヴェに使用認められている“トレッビアーノ・ディ・ソアヴェ”とは非常によく似た品種であり、イタリア全国ブドウ品種登録書においてもトレッビアーノ・ディ・ソアヴェのシノニムとして登録されている。 また、マルケ州のヴェルディッキオともシノニムとしての登録があるが、最新の研究では、その芳香特性や生育、栽培、醸造の観点からも厳密には異なる品種といわれている。」

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