(イタリア ピエモンテ州 バルベーラ100%)
レストランでボトルワインをオーダーする時、様々な食材で調理方法の異なる料理を食べるので、すべての料理に合わせるのは難しいと思います。
まずは、ある地方の料理ならその地方で造られるワインを合わせるのが基本です。
カリフォルニアキュイジーヌならカリフォルニアワイン、シチリア料理ならシチリアワインという風に。
そしてスパークリングワインは、シャンパーニュを筆頭に懐が深いので、なんにでも合わせることができるでしょう。
定石はタンニンの少ないブドウ品種の柔らかいワインを選ぶようにすることです。
カベルネ・ソーヴィニヨンよりはピノ・ノワール、ピノ・ノワールの中でもブルゴーニュのようなしっかりしたものよりは、もう少し暖かい地域で造られたもの等々。
スペイン料理を食べる時、私はメンシア(第24回頒布)をよくオーダーします。
また、イタリアワインは国民性なのかとてもおおらかで比較的何にでもマリアージュしてくれます。
特にお勧めは、バルベーラです。
ピエモンテ州では、記念日に飲むのはバローロ、バルバレスコに使用されるネッビオーロ、週末に飲むのはバルベーラ、毎日飲むのはドルチェットと言われますが、柔らかさでいうとバルベーラが一番だと思います。
カンティナ・アリーチェ・ベル・コーレは1955年設立、 約150件のブドウ栽培農家で構成されています。