(アルゼンチン マルベック58% メルロ23% カベルネ・ソーヴィニヨン10% シラー8% プティ・ヴェルド1%)
あの有名なワインコンサルタント、ミッシェル・ロラン氏と彼に賛同したボルドーの醸造家
6名がメンドーサの近くウコ・ヴァレーに所有する850haの畑からとれるブドウをロラン氏が自らブレンドし醸造するワインがクロス・デ・ロス・シエテで、2002年がファーストヴィンテージです。
P.P.は常に90点前後、インポーターがJALUXなので2019年のJALのファーストラウンジで採用されています。
2010年発行のワイナート57号に第13回世界最優秀ソムリエコンクールチリ大会の記事が掲載されていたのですが、3人で争う決勝の花形競技であるブラインドテースティングの3問目のワインに、このクロス・デ・ロス・シエテの2007年ヴィンテージが出題されていました。
田崎真也氏が第8回大会で優勝してから日本でも必ず話題になるコンテストで、3年に1度しか開催されない世界1のソムリエを決める大会なので、当然決勝に残ったソムリエは世界を代表するソムリエです。
その3人の答えは、ピエモンテのネッビオーロ2005年、アルゼンチンのカベルネ・ソーヴィニヨン2007年、トスカーナのキャンティ(サンジョベーゼ)2004年でした。
このクロス・デ・ロス・シエテは、いかにもミッシェル・ロランという果実味抽出型のワインですが、皆さんは果たしてどんなワインと感じますでしょうか。